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- 2021.12.06 Monday
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読み物連投ですが。
こちらもようやく読みました。
海の底。
有川浩さんの自衛隊三部作といわれているうちのひとつ。
三部作は最初に「空の中」を読んで、しばらく手をつけずに「塩の街」。
そしてそしてやっとのことで「海の底」です。
自分の中でややこしくなっていて(別にややこしくはないんですけど思い込み)、そもそも三部作を読む前に「クジラの彼」という作品を読んでいたんですね。
そしたら「海の底」を読んだ気になっていたんですね。情けない。
クジラ…の方は自衛隊ラブコメシリーズで、甘さたっぷりですが、海の底読んでからのほうが流れとしてはいいかもしれません。
ま、どっちでも大丈夫です。
塩の街が陸上自衛隊、空の中が航空自衛隊ときたら、海の底はもちろん海上自衛隊。
この三部作、ものすごいフィクションですけど、もしかしたらありえるかも?とか思わせてくれたりする。
米軍横須賀基地を巨大な赤い甲殻類=でっかいザリガニが占拠し、人々を食べる…。
停泊中の海上自衛隊潜水艦「きりしお」内に逃げ込んだ自衛官と、その自衛官たちが救出した子どもたち。
一方では警察と自衛隊、米軍の駆け引き。
いったいどんなお話やねん!と思うけど、読み出したらこれがまたどんどん引き込まれてしまうんですよね。
ラブコメシリーズと比べると、甘い要素は少ないですけどやっぱり有川浩さん。
キュンとなるところはいい具合に出てきます。
夏木&冬原はまさに堂上&小牧(by.図書館戦争)。
堂上大好きなわたしは、ここでももちろん夏木が好き。